おいしいコーヒーの作り方 | 豆の選び方、入れ方、飲み方

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疫学調査で分かったコーヒーのすばらしさ | 健康効果 あさイチより

      2016/01/26

2012年10月15日のNHKあさイチでは、コーヒーを特集。
健康効果についても、最新の情報を伝えてくれました。

 

昔からコーヒーは健康と深く関わっていました。

コーヒー豆が発見されたのは、アフリカエチオピアの高山地帯。
およそ6世紀ころといわれています。
やがてコーヒーはイスラム社会に伝わり、そこで、薬として使われました。

西暦900年ごろ、アラビア人の医師が
「コーヒーは強心作用、胃の消化、利尿作用に効果がある」
として、コーヒー豆を煮出した汁を患者に飲ませていたといいます。

そもそもは、薬として重用されていた歴史をもつ、コーヒー。
昨今、その効能を裏付けるさまざまな調査結果が国内、国外から報告されています。

■コーヒーと健康 その1 「がん」

日本人にとってもっとも怖い病気の一つ。
その予防に、コーヒーが力を発揮するという、驚きの報告があるんです。
調べたのは、日本の国立がんセンターを中心とする研究班。

(1)肝臓がんとコーヒー
国立がん研究センターを中心とする研究班がまとめたのは
40~69歳の男女およそ9万人を対象に
10年間の肝臓がん発症率を追跡した大規模疫学調査を実施。

結果、1日に5杯以上コーヒーを飲む人の『肝臓がん』の発症率が
飲まない人の4分の1にとどまる
と発表。

飲まない人の発症率を1とした場合、
1から2杯の人・・・0.52
3から4杯の人・・・0.48
5杯以上・・・0.24

(2)大腸がんとコーヒー
続いては、女性のがんの死亡率が国内ではもっとも高いという大腸がん
これにも有効だという説があります。

岐阜大大学院の永田教授が1992年からの8年間、
35歳以上の岐阜県高山市の住民およそ3万人を対象に追跡調査を実施したところ、
コーヒーを全く飲まない人の発症率を1とすると
1杯以上飲む人は男性で0.81
女性はなんと0.43と、発症率が半分以下に抑えられていました。

 

■コーヒーと健康 その2 「胆石」

アメリカハーバード大学、医学部の研究グループは10年がかりで調査した結果発表したのは、
胆のうに石がたまる胆石への予防効果。

コーヒーを1日2から3杯飲む男性の
胆石になるリスクは飲まない人に比べて40パーセントも低くなるんだそうです。

 

■コーヒーと健康 その3 「パーキンソン病」

コーヒーは、モハメドアリも苦しむ難病、パーキンソン病も予防するそうです。

ハワイで30年にも及んで行われた大規模調査では、
コーヒーを1日800cc飲む人は飲まない人に比べて
パーキンソン病の発症リスクがなんと五分の一に低下するという結果が得られました。

 

■その他の疫学調査の例

(1)国立がんセンター
子宮体がん。1日3杯以上飲む人は、飲まない人に比べリスクが60パーセント減った。

(2)アメリカハーバード大学
1日4杯以上飲む女性。飲まない女性に比べて、脳卒中のリスクが20パーセント以上減った。

(3)アメリカがん研究所
死亡リスク
1日2杯以上飲む人は飲まない人の10%減。
1日4~5杯飲む女性は、飲まない女性に比べて16%減。

 

■まとめ

コーヒーのすばらしい効能が、実績として示されていましたが、
どの病気にどの成分が関係しているかということは、まだ特定はできていません。
仮説はたくさんあるようです。

あくまでも、疫学調査とは、10年から20年かけて観察をして、病気の発症率を調べたもので、
何らかの関係があると統計的に認められるものです。
なぜそうなるのかまでは必ずしもわかるわけはない、、、ということなんですね。

成分がわかっていけば、具体的な薬などに発展していきますが、いまはまだ研究途上です。

コーヒーにはネガティブなイメージを持っている人が多かったと思いますが、
今後薬としての役割が注目されるようになっていくと思います。
それは、昔々に原点回帰するということだと思いました。

 - コーヒーと健康