おいしいコーヒーの作り方 | 豆の選び方、入れ方、飲み方

おいしいコーヒーを飲む、または入れてあげるために、知っておきたいことがあります。

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ネル系=布で"こす"コーヒーの入れ方 | 道具と特徴

      2015/08/15

布でこす入れ方は、ネルドリップとサイフォンがあります。
水出しコーヒーをネルでこすという場合もあります。

紙よりも脂分を通しやすいので、
とろみのあるコーヒーを入れることができます。
しかも、コーヒー液にざらつき感はありません。

ただし、ネルは
使い始めるときには、
ネルに付いている糊を落とすため煮沸する必要があります。

使用後は、洗剤を使わずに水洗いし、
水につけたまま保管します。

乾燥させてしまうと臭くなったり、
本来の働きができなくなったりするし、
湿らせておくとカビがつきやすい
という保管の難しさがあります。

どうしても使っているうちに、目詰まりしてくるので、
“こす”時間が、かかりすぎるようになったら、
交換しましょう。

(1)ネルドリップ

=道具=
・ネルフィルター(ネルの袋に取っ手が付いたもの。浅いもの深いものなどがある。)
※起毛した側を外側にするという考え方、内側にするという考え方があります。
私は、外側派でしたが、今度は内側にして比べてみたいと思います。
・ポット(やかん、急須などでも代用可能)
・サーバー(コーヒー液をためるもの。メジャーカップ、雪平鍋などでも可。)

=入れ方の概要=
ネルフィルターを絞って余分な水分をとり、
中挽き豆を入れます。
蒸らしのため、最初は静かに中心部分にお湯を注ぐ。
(小さじ1杯程度コーヒー液が落ちてくるくらい)
30秒ほど待って、、
2回目の注湯。ゆっくり、ネル生地に直接湯を当てないように。
お湯が落ちきる前に、3回目。
分量を見て、適量になったら、サーバーからはずします。

=特徴・注意事項=
ネルドリップは、コーヒー専門店の入れ方、というイメージが強いです。
北海道では宮越屋珈琲がネルドリップで入れているのは有名です。
ネルの管理が面倒ですが、それを差し引いても、やる価値のある入れ方です。
舌触りが良くて、しかもこってりしたコーヒーはネルドリップならではです。

(2)サイフォン

=道具=
・サイフォン一式
(サーバーなども必要ありません。)

=入れ方の概要=
フラスコの中に水(お湯)を入れ、下からアルコールランプで加熱します。

ロート部分には、ネルを巻きつけたフィルターがセットされていて、
そこでコーヒーが”こさ”れます。
コーヒー豆はこのロートに入れます。

お湯が沸騰してきたら、豆の入ったロート部分をしっかりフラスコ部分に差し込みます。
まもなくフラスコのお湯が、すぐにロートに上がってきくるので、それを適宜かき混ぜます。
少し置いてからアルコールランプをはずすと、ロートからフラスコに液体が戻ります。

理科の実験のようです。
見た目がうれしい、入れ方ですね。

=特徴・注意事項=
器具は繊細で、壊れやすいので扱いには注意が必要です。
ネルが巻かれたフィルターは、紙に比べてオイルを通しやすいので、
オイルの豊富なとろっとしたコーヒーが入れられます。

このフィルターは、ネルと同様に、水につけて冷蔵庫で保管します。
このフィルターの管理が面倒です。

お湯が上に上がってからの時間や、かき混ぜ方などを決めておけば、
誰がやっても失敗が少ない入れ方です。

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